青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

トロンレガシー

結局トロンレガシーも見る。うちのテレビ3D対応機種で眼鏡も2個あるがまともに活躍したのは今回が初めてかもしれないという恥ずかしい状況。3Dが苦手とか嫌いとかそういうことがあるわけでもなく、単純に対応ソフトが無さ過ぎて・・・。一応バイオハザード4本セットを買っているんだが(4のみ3D)1〜3まで全部未見なのでそこまでたどり着く気力が無く放置プレイ。PS3も結局3D対応ソフトってほとんどない気がするし・・・。映画は最近やっと3DBDがソフト化されるようになってきたが、どれもクソ高い。っていうかトロンかも3DBD単体3Kぐらいで売ってりゃ買ったんだけど、3D&2DのBDセットで6Kとか。いらんのだよ、2Dは。どうせなら旧トロン(2D)&レガシー(3D)のセットならいいのにセットは両方2D版。くっそムカツク。で結局ディスカスさんでタイミングよく開いてくれたのでレンタルに至るわけさ。相変わらずだけど日本のコンテンツ業界、売る気ねぇだろ。
と、3Dについて長々と書いたけど映画についてはあんまり書くことが無いかもしれない。
トロンレガシーは公開当時(2010.12)最新の3D技術を使ったまさに3Dの為の映画。もう全編(始めとラストは演出上2D)これでもかってほど3D。前で劇場で「ヒックとドラゴン」を見たときは始めだけ3Dだなー、と思ったけど途中からはフツーの映画って感じだった。しかしトロンはもうただの会話シーンまで全部3Dを強調。画面の構図は如何に3Dを強調できるかに全てをかけてある感じ。まるで3Dデモの様な映画。ストーリーもちょっと間違ったらマトリックスのような難解なストーリーになりそうなところを、そういう設定部分は出来る限り抑えて単純明快なストーリー展開に成っている。さらにたぶんわざとやってると思うんだけど、色々な有名アクション、SF映画の再現シーンのようなものがやたら多い気がした。スターウォーズとかマトリックスとか・・・。あのシーンを3Dで撮ったらこうなりますよ!みたいな感じ。そんな感じだからほんとにストーリーは無い。難しい部分は中盤全部台詞で語らせてしまった。眠いこと。ここは休憩と割り切る。
まぁなんというか3Dなんですよ!としか言い様が無い映画。大きい画面、いい音響、3D。この三拍子をそろえないと全く価値の無い映画でしょう。逆にこの3点さえ押えて置けば、とびっきりのテーマパークのような体験が出来ること間違いなしでしょう。この映画、露骨にこっちに物が飛んでくるような演出が実はほとんど無いんだけど、そう思って気を抜いてるとたまに飛んでくるから困る。とある中盤の大事なシーンでそういう演出があり、思わずのけぞってしまった。まさに体感映画。
ああ、あとムチムチボディースーツのおねーちゃん達が結構出てくるんだけど、期待した飛び出すおっぱいは結局無かったなぁ・・・。これもファミリー向けと言うことでわざとおっぱいに3D効果が出にくくしてるように思えた。これだけ3Dに見える技術あるんだから出切るはずだろ。残念。

と言うわけで劇場以外でこの映画をまともに楽しめる家庭は正直あんまり無いと思います。2Dとか3Dでも小さい画面とかじゃただの眠たい映画なのでお勧めできません。いい環境がそろえられるならいい映画(?)だと思うよ。

書き忘れてたけど音楽はダフトパンクがやっててかっちょいいのでウーハーガンガン焚きましょう。ダフトパンクそのまんま映画出てます。違和感無さ過ぎ。