青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

惡の華

とりあえず1〜7巻を衝動買い。アニメ版が興味を引いた。なんというか自分も内向方向の変態なんで何となくシンパシーを感じるものがあるというか。あったと言うべきか。ただ現実的には未だパートナーを見つけることもできずもう華は散っちゃってるんだがね。
アニメが原作の絵と違う!と意見が多いようでそりゃ確かに違う。まぁでもなんとなくこれはこれでいいか、と思っちゃう。後半の弾けるあたりの展開はアニメ版の方が衝撃的になるんじゃないか?
個人的な感想としては、変態って言うかたんなる厨二恋愛ストーリーに思えなくもない。一般的に言うと大抵の変態は性的なものを求めると思うし。その辺をこじらせてピュアに走っちゃうあたりがイマイチ共感が得れない。
原作は7巻まで買ったが、正直中学編で終わるべき話じゃないのかなぁ、これは。まぁでもなんというか、古谷実のリアルクソ(褒め言葉です)の様なリアルに腐った感じもなく、文学読んで悶々と考えている方向の話だと感じたな。リアルさを微塵も感じない。でもまぁそれなりに読めるのは話の面白さなんだろうな。
なんていうか中学編では中村のキャラの扱いに失敗しているような感じを受けた。中盤以降彼女の行動がぼやけてしまってる。

惡の華(1) (少年マガジンKC)

惡の華(1) (少年マガジンKC)

惡の華(7) (講談社コミックス)

惡の華(7) (講談社コミックス)