青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ギター

寒いので篭ってギターとベース弾きまくり。たのしぃ。
思ったんだけどな。今までギターとかベース弾いてたときは教本ばっかだった。教本は一つ一つのテクニックを順に教えてくれる。それをひたすら繰り返す。モチベーションがサッパリ維持できない。自分が何をやってるのか良くわからなくなってくる。自分は何がやりたいんだ?楽器を使って演奏をしたいはずなのに、教本から入ると楽器が弾けると言うことはこの本をマスターすることである、と勘違いしてしまう。いつのまにか楽器の弾き方を覚えるためにやってる行為が目的になり、教本の内容をやることが目的になってしまう。教本はとことんまで精度を求める。弦楽器ならうるさいほどミュートをしっかりしろ、とか音を綺麗に出せ、とかある。実はこれはかなり難易度が高く、これをクリアしようと思うと相当練習やりこまないとダメだ。でも教本は容赦なく厳しい。教本が出来ないと曲なんて絶対演奏できないという強迫観念が発生する。で、教本がクリアできないごときでは曲なんか弾けるわけがない、と挫折するのだ。これは大問題だ。
実際今の自分は曲を弾くことが全てで、基礎練習はほとんどやってない。でもひたすら反復で曲弾いてればどんどん曲が弾けるようになってくる。そう。べつに教本なんてやらなくても曲は弾けるんですよ。うまい下手はあるだろう。ミュートしてないからいらない音や倍音出まくりだろう。でも曲は成立するんだ。コードもそう。ひたすら正確にやらなくても何となくでやってても曲は成立する。繰り返すうちに精度は高まってゆく。
教本のテクニックが出来なければ曲が弾けないわけじゃないんだ。そのことに気付かなけりゃいけなかったんだ。教本は曲を弾いてる上で、うまく引けない、どうしても判らない、精度を高めたい、なんてときにやればいいものだったんだ。
ロックスミスで曲を引き続ける。とてつもなく楽しい。曲を弾くために知らず知らず色んなテクニックが出てくる。それを試行錯誤、反復でクリアしていく。演奏ってこういうものだった。忘れてた。

今日も新しい曲をDLして弾きまくる。楽しい。できなかった事が出来るようになる喜び。音楽をやる楽しみ。ギターに憧れが有るヒト、ぜひ挑戦してみて欲しい。そんな難しいもんじゃないから。ゲームと変わらないから。楽しいから。