青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

急性扁桃炎

はじめは近所の良く行く中規模の総合病院に行った。結構はやめに行ったんだがなぜか全然順番が来ない。なんか良くわからんが爺婆トラップにはまったようで。朦朧とする頭の中でもう思考もろくに動かず「・・・」って感じ。なんか他の医師に回してはくれたのだが遅すぎるわ…。なんかこの病院もメインのジジババ相手にし過ぎてみんな麻痺してるよな。説明不足や、暗黙の了解的なところが。朝早い爺婆は常連ばかりだしな。たまにしか来ない人間はルールなんてわからんから…。一時間以上待たされて診察。入って喉見たら即別な病院を紹介するから行けと…。なんかこの病院それなりに大きい癖にいつもそうだな…。もうやめるわこの病院。結局大規模病院の紹介状持たされてそこへ向かう。内科から耳鼻咽喉科へ。何でもいいからもっと説明を…。
ここの病院もある意味なじみ。何度も回されてるからね。はじめからこっちに来る方がもういいな。でもしんどい時にはすぐ近くで済ませたくなるんだよねぇ。まぁそれはおいおい考える。ここは結構大規模な病院で駐車場なんかも軽く100台以上は止まるような規模。いつもはそうそう満車になんかなってない。でもなんか今日は満車で待たされる…。うー。しんどい。15分ぐらい待たされて入る。なんかもうこの辺意識が飛びかけ。耳鼻咽喉科に向かうがすっげー人(8割は年寄りに見える)。耳鼻咽喉科自体はすぐに通された(ような気がする)。で喉見て「ああー…」な女医先生。鼻からカメラ入れるから麻酔します、と。間髪入れず麻酔→カメラ。で、見てまた「ああー…」と。で、血糖値高いとか無いですか?と言われるので糖尿気味です〜。と。そしたら「入院が必要」と。もうね。あまりの急激な展開に意味が分からず「???なんで???」状態。でも向こうは必要だから、ぐらいしか話さない。で、こっちが期間は〜?お金は〜?って聞いてもはっきりした返事も帰らず、しかしなぁ、、、みたいにぐずってたら「じゃあ、薬出すから家で。金曜日にまた来て」みたいなことを言い出す。いやだから。全然説明不足。なんでそんなにことを急ぐ?さっきまで必要いうてたやん。意味が分からん。とりあえずこれから点滴と血液検査。行ってこい。と。もう頭動いてないですが行くしかない。で採血センター行ったらもう激混み。軽く一時間は待たされる。横に座ってるババアペアはペチャクチャと大声で話をしててとってもうざい。普通病院の待合室って静かにしてるもんじゃねぇの?人が多いからってうるさくしていいもんじゃねぇだろが…。待ってる間スマホでゲームとラインしてるのが唯一の暇つぶしなんだが意識が途中から飛び出して集中もできねぇ。
小一時間後(たぶん。計ってるわけじゃない)血を抜かれ、そこから点滴。確かこの時点で11時回ってたような。ちなみに家出たの8時過ぎ。ここでやっと落ち着ける。生食を500MLゆっくりペースで入れられる。その間に血液検査の結果が医師に回り、どうするかを向こうが決めてる模様。1時間ぐらい経過して看護婦が来て抗生物質入れまーす、って。相変わらず説明はない。なすがままならキュウリがパパよ。で、抗生物質が入り切るのに30分。そこからまださらに生食は半分以上残っている。その辺でさっき診察した時に一緒についてた看護婦が来たのでちょっと話を聞く。そもそもいったいどうなってるんだ?今どういう状態?なんで入院が必要なの?それなのに何で帰っていいの?帰ったら明日から働いていいの?何の説明もないんだけど??と。
看護婦のほうはそれなりにベテランっぽくその辺のいきさつをやっと聞けた。急性扁桃腺炎でこれは悪化すると腫れすぎで窒息したり、慢性化したり、外科手術が必要になったりと大変。で、おれは今結構重篤な状況になりつつある、と。で、入院は腫れ止めの点滴を打ちたいんだが腫れ止めの点滴は激しく血糖値を上げる薬らしく、糖尿系の先生と連携してインスリンとか打って血糖値を制御しつつ入れていく必要があるとか。だから早く治そうと思うと入院が一番。期間は4〜5日ぐらいと。って説明。いやいやなんかおかしい…。そもそも血糖値高いって言う前から入院言ってたような…。で、ジグ居るし部屋開けられませんがな。さらに水分とか食事もとれてないですよね?点滴で入れなきゃって。いやいや待て待て。水は飲むと喉がスゲー痛いけど飲んでるって俺言ったよね…。食事は普段から朝昼は食べないから食べてないだけって言ったよね…。って看護婦に言ったら「あら…、そうでしたっけ?」みたいな。で、この辺で自分が噴出。看護婦に自分が糖尿病医師を全く信頼していない、必要性を感じないという事や、全く説明がないことへの不信感。そんな思いを説明。さらに会社用に診断書の作成依頼も。で、やっと一週間程度の安静が必要と言うことや、帰った時の注意点みたいなことも聞ける。これ聞かなかったらたぶん説明なかったよね???なんていうか日常の大半が話もなんも聞いてくれない爺婆の相手ばかり。しかも大量に来て数こなさなわかんという現状はなんとなく理解するがね。その状況に慣れ過ぎてあまりに大雑把な流れ作業に慣れてないか??ああ、そりゃこんな状況だと医療ミスも発生するわ、ってマジ思ってしまったよ。余計医師に対する信頼度が落ちた。
そこからさらに30分以上点滴は続く。心の中では「ああ〜生食なんて飲めば一瞬で終わるんだがなぁ…」なんて思いつつ。しかしながら抗生物質が入ったおかげで若干喉の腫れがおさまったのか、体温が少し引いたのか、楽になり始めてる。やっと落ち着けた。で、今後の展開を聞いたりして診療はいったん終了。しかし結局先生からは全く説明を聞けなかったな…。その後診断書の処理とかでまた受付で30分ぐらい待たされるんですが…。もう回り人いねぇよ…。さらに薬局に行ったらなんか延々と薬剤師に病院に対する愚痴をぶつぶつ言うている爺。誰もまともに相手にしてないけど非常にうざい。もうね。現代の病院ってジジババコミュニケーションセンターに完全に落ちぶれているよね…。まぁ向こうも商売だから金づるを受け入れなあかんだろうけど、それでもそれで現場が疲弊し麻痺しちゃってるのも事実だよね。なんかもうちょっと住み分けとかができるんじゃないの?そういうの受け入れられる専門施設を作れないのかな?高齢者医療センターみたいなさ。国も高い金だけとって、そういう機能を全部従来の病院に丸投げしてるだけって現状、なんかおかしくね?経済活動、お金が回るのことが必要でいろいろ必要悪があるのは認めるよ。でもなんかやりきれなさが残るよなぁ。確実に問題の先送りばかりで若い世代ばかり重い負担と軽い扱いを受けてねぇか?「・・・」
もう16時前。なんか帰るころには喉も楽に。外の風が新鮮で気持ちいい。いろんな想いは有れどそういう世界だと受け入れていくしかない。自分の幸せもろくに守れていない現状だしな。これからは自分だけの事じゃなくなってきているしな。まぁ少なくても今週は大人しくしていよう。