このプログラムは決して完成しないし、問題も山積みだ。しかしながら今まではソフトランディングさせるためのシナリオで動いていたのに、急遽大問題が発覚。もう正直お手上げである。それを作った本人たちは居るんだが、基本的には逃げの一手。知らぬ存ぜず、言い訳の嵐で結局フォローなんてしない。っていうかそうだよな。こっちの作業やっていたときでさえ出来なかったのに、終わって2ヶ月も間が開けばさらにわからんわな。たとえやらせたところで何も結果は出ないよな。
そうなるともうこれは出来るだけ痛くなく、墜落させるしかないわけで。ただね。この仕事に関しては、関係者全てがいい加減だったわけだ。結果的に見るとね。最初から最後まで中心人物だったのは俺なわけだが、その周りでかかわったりした人達は、みんな俺にわがまま、やりたい放題をぶつけてきて、俺に問題ばかり押し付けてきたわけさ。だからみんな腹に一物もっているわけで、俺に強くは出れないわけよ。みんな負い目がある。あんまり俺をつつくとそのことをぶちまけられるだけだし。だから結局もうこの期に及んでばたばたはしていない。もうできることをするだけで、無理もしない。みんなが痛みを分かち合って誰も傷つかずに終わろうじゃないか、って感じだ。
まぁえらそうなこと言ってるが、当然俺にも負い目はあるさ。そりゃ全てにおいて前向きに全力でやってりゃ、もうすこしましなエンディングは迎えられたかな?とは思うわけだよ。でもそれ自体俺のおもい上がりかもな。冷静に考えてみれば、内容説明も無い、仕様も出てこない、ナイナイづくしのなかではこんな落ちが限界かもな。
さぁ、のこりもう少し。逃げずにタチムカウ。それだけが俺の出来ることだ。