青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

とりとめのない愚痴吐き出し

昔は仕事するときは積極的にどんどんいろんな事に首突っ込んでいって、みんなと話してかき混ぜて、って言う仕事の進め方をすることが多かった。でも最近はすっかり心を閉ざしたかのように、自分の範囲外のことには首を突っ込まない、必要以上のことは話さない、ってスタイルに変わってしまった。
もう嫌なんだよ。周りは何もせず、作業押し付けられまくって最終的に溢れちゃって全部自分のせいにされるのは。作業助けてたつもりが全部押し付けられていたんだよな。責任ごと。軽く請けちゃっていた自分も当然悪いと思うし。そういうのが疲れてもう自分の範囲外のことは一切しなくなったし、こうしたらいいんじゃない?的な事も言わなくなった。もう今の単価でそこまでやる気はない。めんどくさい。
最近やってる仕事、自分ともう一人外注さんがやっているんだが、二人ともA型気質でやりだしたら徹底的に厳密にやりたくなってしまうタイプ。今の作業現場はもともとゆるゆるで適当だったのに、二人で作業してるとどうもあっちがここまでやるなら、自分もここまでやる、って見たいな感じでお互いの作業クオリティをどんどん上げていっているように思えてならない。自分は正直めんどくさいし、なぁなぁでいいならなぁなぁで済ませるの幸せだと考えるし。
でも相手がクオリティを上げようとするからしょうがなくそこまでは付き合う。ただ相手は作業が多く忙しくてそれが中途半端になったりしてても、こっちは相変わらず緩い時間管理のおかげでまだまだ余裕。きっちり仕上げると、また向こうのクオリティが上がる。うん、めんどくさい。俺は適当でいいのに。
さらにそれを見て管理するプロパーさんたちが、やれこれをしろ、あれをしろだのどんどん雑務をぶち込んでくる。いやまぁかまわないんだけど。相変わらず俺は適当に回すけど、結局もう一人のほうはさらに負荷が上がるけど俺が出来てるもんだから手を抜けない。プロパーはどんどん調子に乗って増やす。でもねプロパーさん。あんたらの仕事、ぜんぜんできてないよね。細かい雑務入れれば入れるほど、自分らのずさんさも見えてくるんだぜ?
こういうクオリティ上げ合戦は正直なところしんどいだけであんまり実を結ばないと思っているからやりたくないのにね。クオリティを上げても全員がついてこれるわけでもなく、ほころびはより鮮明にほころびとして浮かび上がるようになって、いろんな根本的な問題も浮き彫りにしてしまって、誰も幸せにならないんだよ。
うちらの作業はね、たぶん、適当なクオリティで物作って、メンテナンスとか何とか言う名目で出てくる不具合を潰し続けて作業時間を稼ぎ、金を吸い取るのがいちばん平和なんだよ。高品質のものなんて実は製作者サイドは全然幸せにならないんだよ。そんなことより適当な理由、緩いつながりで金を吸い続けるのがみんな幸せになると思うんだよ。
いい物を作ってあげたいよ。ほんと。俺らはそういうことを刷り込まれてきている世代だからね。でもね、いい物を作って客を満足させたら俺らは切られちゃうんだよね。もういらないって言われちゃうんだよね。幸せじゃないね。グチグチ言われるのはめんどくさいけど、程よいクオリティの作業やって、非生産部門の仕事増やしてあげて、そこから出てくる雑務をてきとーにこなしているのが幸せなのよ。みんな。
だから最近の仕事は破滅の道を進んでいる気がしてならんのよ。俺はこの道を何度か経験しちゃってて、同じ道にしか見えないのよ、今の状況が。もしかしてこういうの、俺が誘発してる?いやそれは流石に驕り過ぎだろうな。でもこの高めあい不毛で仕方が無い。でもなぁ、それで手を抜くと会社に即電話してこようとするあほもおるしな。めんどくせぇなぁ。もうほんとめんどくせぇ。
そんなこんなでやる気はどんどん下降。でもやるからには手を抜きたくない性格のメンドクサさ。それゆえにもう他人の問題には関わりたくなくて、完全に心を閉ざす自分。周りは自然に俺を怖がっている雰囲気がある。うん。やっぱりめんどくさい。