青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

うるさいテレビ

なんかもうここのところテレビのワイドショーは毎日丁寧に結構な時間を割いて、モリトモガー、カマイケガー、とかやっている。そもそも既にやっていたことは大して問題じゃないのに、追求という名のこの資料があったのなかったの質問攻撃であら捜し。もう本質からは随分ずれている。問題の内容なんてどうでもいいのだ。安部首相がやったことで、報告されている内容と乖離があるようなものを探して何でこんなに差が有るんだ!こんな差が有る報告を書いたら辞任するしかないよな!って論法にしか聞こえない。追求すればするほど本質の問題から遠ざかり薄まっていっている。しかしそんなことはお構いなし。ねぇ。これのどこに政治があるの?
とりあえず毎日誰かが「安部が悪いー!辞任だー!」って叫んで、マスコミテレビ番組は「そうだそうだー!安部やめろー!」って叫び続ける。内容なんて何でもいいんだろう。毎日そうやってしつこくしつこく唱え続けることでシビリアンコントロールができれば。これが30年前ならさ。もう確実に選挙すれば阿部さんはたたかれ野党バンザーイ!って転覆が出来たのかもしれないけど、もう今の時代ね、何度も言うけど誹謗中傷のカウンターをやってるだけじゃ誰も振り向かないってこと。いくらがんばっても安部政権の支持率は目に見えて落ちることもなく。むしろ上がったり。彼らからすれば、「なぜだ!これだけネガキャンしてるのに、なぜ安部人気が落ちないんだ!?」って思っているに違いない。せめてさ、昔の風刺の聞いたモンティパイソン見たいな毒の効いたコメディー番組でも作って、スマートに阿部こき下ろしするのがテレビ屋のプライドだろうが。情けない。
でもね。まだ今の大半の有者は覚えてるのよ。君らがやってきたことを。カウンターでみんなを先導して、いざ政局運営をやったら何も出来なかった。結局君らはカウンターを打つこと意外はなにも出来ないんだよね?っていう記憶が刷り込まれているんですよ。だからもうね。君らのカウンターは有効な一手では無いわけなのよ。もう今となっては「そうだそうだ!安部が悪い!」じゃなくて「はいはい。いいから仕事しようね〜」になってるのがわからんのか。って、彼らはそれしかやり方を知らないんだろうけどな。それはもう証明しちゃってるからね。
だから旧カウンター政党ではなく、新しい流れを持っていそうな維新の会のような新政党にみんなにわかに期待したわけさ。別にみんな自民党が好きなわけでもないし、反自民が嫌いなわけじゃないんだよ。自民党とは違った政治ポリシーを持った政党が欲しいわけなのよ。そういう新しい流れに期待しているわけなのよ。それなのに、カウンターしか撃てない旧政党たち。こいつらはすぐにそういう新しい流れに乗る振りをして、どんどんその皮だけを借り中に巣食い、気がついたら「自民党がー!」って叫ぶだけになっている。これじゃだめなんだ。俺ら有権者が聞きたいのは誰かの悪口じゃないの。新しい未来、希望ある未来、そんなビジョンなのよ。カウンターしたいならせめて、今の安部では世の中はこんなに不自由になっています。安部を切ってわれわれが今までとは違う、こういうカウンター戦略を展開することで、明るい未来をめざそうじゃありませんか!と、こういわないとダメなわけよ。
まぁ頭が凝り固まってしまって、それしかやり方を知らない人たちは死ぬまで阿部がー自民とウガーと叫び続けて死んでいくんだろうな。今の財政を圧迫してるのはお前たちの無駄な給料だよ。いいからもうその辺から「安部がー!」って叫んでジャンプしてくれよ。安部がー!って言いながら油被って火達磨になってくれよ。それを中継したらテレビも盛り上がってWinWinだよ。損するヒト誰もいないよ。