青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

対岸の火事

自分にとっては対岸の火事。一回目の緊急事態宣言でテレワークが始まり、そこからただひたすら引き籠った生活を今まで続けている。ほとんどその巣ごもり生活様式は変わっておらず、結局旅行、テーマパーク、帰省、飲みに出るとか一度もしていない。手洗いマスクも徹底してるし、必要以上に商業施設への外出はしないようにしている。するのは散歩とジムとカラオケぐらい。そんな生活を続けている身からすれば緊急事態宣言が追加で出ようがどうなろうが実はあんまり関係ない。遊びに行けないストレスは当然あるけど、人間なれる。こんな生活にも少しずつ適応していく。
ネットの声を見ているとまた緊急事態宣言が出ることにわりとボロカスの意見を集めている感じはある。この辺はまとめている人たちの意図が強かろう。こんな何度も出してい見ないじゃん、みたいな意見を良く見受けるが、これに関してはいつも「何を言っているんだろう?」と思う。今まで緊急事態宣言を出して、毎回ちゃんとゼロにはならないがそれなりにグラフはマイナス方向に転じ、それなりのレベルまで下がっているよね。この事実をなぜ無視するんだろうね。そりゃこの数字を裏付けする明確な理論は語られていないかもしれないけど、緊急事態宣言で感染者マイナス方向、解除したらプラス方向、って言うのは実にわかりやすいエビデンスだと思うんだよね。
やっぱりさ、夜8時には飲食店が閉まるって実はすごく実感できる大きな効果あると思うんだよね。緊急事態宣言中、夜9時ぐらいに車とかで出ているとほんと町が静かなんだよ。車も少ないし。考えて見りゃ大人が夜遊ぶのってほとんど飲み屋で飲んでるって事だろうしな。ほぼアルコールがらみなわけですよね。7時ラストオーダーだと、ほんと晩御飯外で食う、って発想すら減るだろうし。そもそも定時できっちり仕事上がらないと7時ラストオーダーのご飯なんて行けないよ。
結局大人の行動を制限かけるにはとても強いんだろうなぁ、と思ってますよ。なんか俺みたいな中食派の人間からしたら、食事屋はどんどんテイクアウトさせてくれて、家で集まって飲むで十分楽しいんですけどね。まぁもう歳とってしまったんだろうけど。そりゃぁ繁華街をほろ酔いでフラフラ歩き回るのは楽しいですよ。でもまぁ、おいしいもの食べて酒を飲むという要素はまだまだ楽しめると思います。
正直、ワクチンが出回り、そのうち治療薬や治療法も確立して行って数年後にはコロナなんて今のインフルエンザの一種類ぐらいの扱いになるんだろうな、とうすうす感じています。そのころには、無駄な働き方は少し改善され、無駄なサービスは再興され、みんなの意識が少しだけあがった、そんな世界がやってくるんじゃぁないかと思っています。多分そのころには、ああ、あの頃の静かな生活も良かったなぁ、とか、懐かしむ気持ちも湧いてくるんじゃぁ無いでしょうか。
別にコロナは風邪だ!と言って大騒ぎするのも良し。ワクチン接種したらX-MENになっちゃう!と妨害するもよし。駅前で大宴会しても、オリンピックでコロナの祭典するのもいいと思います。しょせん自分にとっては対岸の火事です。自衛できることばかりです。