ああ、CGアニメーションってここまで来たのね…。って言うのを強く強く感じさせる映画。もう正直、自分にはコレが実写の合成なのかCGアニメーションなのかの区別はつかなかった。特に背景美術はたぶんフルCGなんだろうけど、自分には正直CGに見えなかった。ペンギンたちの毛の質感も相当リアルで、アップになると本物のフサフサ感が感じられる。パウダースノーの一粒一粒のきらきら感。水の表現ももう、実写って感じ。
それらの映像美をきっちり堪能するにはおそらくBDは不可欠。迫力のある動きのシーンも多いのでぜひ大画面で見たいところ。
お話しですが、正直内容は結構微妙かもしれない。特に後半の詰め込みっぷり、ご都合展開の畳かけはエーって感じ。どうもまとめが甘い。しかしこの映画はたぶんお話しを楽しむと言うより、ペンギンたちの躍動感ある動き、そしてミュージカル、映像美を楽しむ映画だと思うので、あんまりヘビーな内容でなくて正解なのかもしれない。自室のAV環境の向上の感動をストレートに味合わせてくれる、イイ環境映画だ。
65点
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/07/20
- メディア: Blu-ray
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