青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

断捨離

今日は断捨離第一弾として今までため込んでいたゲーム関連のグッズ、本、ゲーム、CDなどを軒並みうっぱらった。わざわざ埼玉の業者が買い取りに来てくれ朝10時から査定スタート。査定が終わって搬送が終わったのは17:30ぐらいだった。段ボール15箱分ぐらい。あとモニターとかもあるから相当な量を排出。もうなんか途中から心が停止してた。一山ずつぐらいで価格報告をしてくれるんだけど、俺が物売るのが苦手な理由が良くわかった。俺にとって貯めこんだものってのは俺の心の一部で、構成物で、その構成物が買いたたかれ二束三文の値段を言われるのは身を切る辛さである。そういう値付けが出てこない譲渡のほうが心は楽なんである。いい値が付くかな?と思ったのは付かなかったり、予想通りのものもあったり、予想だにしない価格が出たものもあった。でも効いてるうちに完全に俺は心を閉ざしてしまった感じだな。そうしないと辛くってな…。頭停止状態。全部、持っていってくださいなー状態。値段付きませんけど言われても「ああー持って行って」ってもう最後の頃はパンチドランカー状態でほとんど値段なんかきこえません。もう頭動きません。感情停止してます。
若い頃はこれらの物たちは俺にとって宝物だったんだよ。まぎれもなくキラキラ輝くモノだったんだよ。いつか俺だけのゲームセンター、ゲーム部屋を作ってやるんだ!って思っていっぱい色んなものを貯めこんだんだよ。いつかこいつらが花開くその日のために。しかし気が付いた時にはもうこれらは俺の心の奥底にしまい込まれ、輝きを失ってしまっていたんだ。あれほど強く信じていたのに。これが全て!とすら思っていたのに。でもまぎれもなく俺の心の構成物なんだ。それをこうやってけじめをつけていくのはやっぱり身を切る辛さが有るんだと思う。でも最近の俺はそれを感情を麻痺させることで推し進める能力が付いてしまってな…。なんかこれが大人になるという事なのかもな。
こうやって俗世への執着を捨てていくとそのうち解脱するんだろうな。