青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

鋼の錬金術師完全版

こっちも完全版。版が大きくなってカラー復刻。豪華表装ってとこ。こっちは現状オリジナルコミックス版は売っているはずなので愛蔵版としての意味合いが強いか。ファン向けアイテムと言うことでマスターキートンより若干値段は抑えてあり、ターゲット層の違いが良くわかる。
ハガレンも自分にとってはワンピースと同じで、最近世間ですごく人気があった作品でありながら、何となくほとんどノータッチだった作品。たまーにアニメを流してたぐらい。その辺もワンピースと同じ。今回ワンピースを全巻一気読みしたので勢いづいたのか、たまたまマスターキートン完全版を購入する時に目に入ったので1,2巻を衝動買いしてしまった。


こういう言い方をしてしまったら失礼かもしれないが、いやぁ、ほんっと読みやすい。直前に読んだ作品があれだから余計にそう思ってしまう。綺麗に整理された絵、台詞。流れるようなページ構成。うん、これが現代少年漫画だよね。アクションも豊富で動きの描写も良い。キャラも個性的で綺麗。内容はそれなりにヘビーな描写が多いがそれをストレートにぶつけて来てわかりやすく心を打つ。見せたいものがはっきりしている。


って、他の漫画見れば見るほどワンピースのあらが見えてしょうがないんだよなぁ・・・。実はあのあとで頑張って最新63巻をじっくり真面目に読んだんだけど、やっぱラノベ読んでる感覚なんだよね。あまりに文章と絵が分離しすぎてて、絵に動きがなく、視点誘導もないのでずーっと文字を読み続ける。絵が全く目に入ってこない。なんでも作者、書きたいことが多くて出来るだけ早く多くそれを読者に届けたくてああいうスタイルにしている(とどこかで読んだ)と言ってるようだが、文字の方が伝える量が多くなるっておかしくねぇか?百聞は一見にしかずだぞ?文字の方が得意ならもう小説書けよ・・・。絵できっちり伝えられないって漫画家として最低だと思うが。やっぱワンピースはダメだ。俺には全く理解できん。


と言うわけで鋼の錬金術師、素直に面白く感じます。この続きも買うでしょう。