初代トロン。1982年。この頃はまだファミコン前時代。アーケードゲームは初期バリエーションの時代から抜け出し、新しい試みが多く見られ出す時期。有名なところではナムコのディグダグやセガのペンゴなど。
ファミコン前時代であるため電子ゲームも盛んな時期。LEDゲームやLCDゲームなどがおもちゃ屋の花形だった時代。
そういうゲームが輝かしかった時代に産み出されたゲーム感覚溢れるストーリーに当時最新のCGアニメと実写の融合。スタイリッシュに描かれたコンピュータ内部世界は今見ると逆に斬新で新しく見えてしまう。その表現は実はマトリクスとか多大な影響を受けていそうな気がするな。
シンセサイザーばりばりのBGMはレトロ感爆発。
ストーリーは意外に今でもいける。コンピュータわからない人間には少々わかりにくいこともあるかもだが。
見ていると当時トミーが出していたLCDゲームのトロンのことを強く思い出す。当時からゲーム少年だった自分だが貧乏でとても購入なんてしてもらえないから店先で実記を眺め、カタログや少年誌での紹介を穴が開くほど見て内容を想像したものだった。
改めてトロンレガシーを再見したくなった。とろん、なかなかいい映画でした。
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