青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

歯の治療?

5年近く放置してだいぶまずいことになっていた歯の根本治療。治療って言うか抜歯。左上の歯は恐らく根っこ以外は8割ぐらい治療でなくなっている歯だ。そこに土台をねじで埋め込んで固定して、その上から銀場をかぶせてあった。治療的には恐らく2004年前後に行っていたようだ。もう14年も前。そこからずーっと放置されていたわけだ。
さすがに一度に2本抜歯した上移植手術までやるとか言われたら、手術慣れしてきているオレでもやはり怯む。朝からやっぱり気が重い。麻酔かけてやるのはわかるけど、抜歯ってグニグニごりごり、結局力技で抜くわけで、痛みは無いけど振動が脳まで来るんだよね・・・。はぁ。
午後15時から。彼女さんがついてきてくれると言うので一緒に行く。別に一緒に来たからと言って何ができるわけでもないけど、それでも心強い。感謝。15時前につつがなく病院に到着。大き目の総合病院で、いつもは人でごった返しているが土曜午後は予約のみの診察のため閑散としていて心地よい。受付済ませて口腔外科の前で待つ。10分もしないうちに通される。さて戦いはこれからだ・・・。
軽くやることの説明。ってまぁ聞いていたとおりで、2本抜く、一本刺せたら指す。ってそれだけなんですけどね。治療台の上で麻酔注射を打たれまくる、ある意味これが一番痛いかもね。あっちこっちさされまくるし。程なく痛覚が麻痺してきたらすぐに抜歯開始。まずは左上、無傷移植用の親知らずの抜歯から。抜きマース。といわれごりごりグニグニスタート。あー、やられてるー。って物の3分もしないぐらいだろうか?どうも抜けたようだ。結構すんなり抜けた気がする。前に別な親知らず抜いたときはもっと時間かかったし。続いて左上〜。って展開が速いね。左上はまずかぶせ物とりまーす。そのために削りマース。と。削られごりごり、削られゴリゴリ、かぶせ物が取れたあともゴリゴリ、ゴリゴリとするがなかなか抜けないご様子。まぁかぶせ物取ったら殆ど根っこ以外は歯が無いしねぇ抜きにくいだろうさ。抜きやすいように削ってるんだろう。削ってゴリゴリ、削ってゴリゴリが続く。もうオレは成すがまま。それしかできないし。頭も空白。それどころか目の手術のときもそうだったが、なんかわらけてくる。このあまりの極限状態に笑いがおきてしまう。おれなにやってんの?やられてんの?何このシュールな状況?って。左上を全部抜ききるのにはそれなりに時間はかかったような気がする。でも実際には10分とか15分ぐらいしかかかって無いだろう。綺麗さっぱりだ。
抜歯は無事終る。口ゆすいでいたら医者から軽くお話。親知らずは形状全く合わないから刺せませんー。って軽いな。じゃぁ、どうするの?ってそういうお話は今のところ一切なし。まぁ糸抜く時にそういう話もあるのかな、
終って抜かれた歯を見る。親知らずは綺麗なもんだ。で、思ったより小さい。なるほど。素直に抜けそうだ。問題の左上の歯はなかなかのもんだった。土台になっているパーツはもう真っ黒。歯も何個かに分裂し、さらに黒くやられてる感じ。そりゃこんなのがずーっとほほの奥に刺さっていた、と思えば素人でも体に割るそうだ、と思えるわ。さらにもうこれ超臭い・・・。とりあえず持って帰るか?ってきかれたので、これは彼女に見せてやらねば、ともらって帰る。思ったより出血も少なめ。
結局呼ばれてから30〜40分ぐらいで術式終了。なんか手術のイメージだったので結構金取られるんだろうなぁ、と思っていたら2600円とえらいリーズナブルで。一回金額聞き直しちゃったわ。まぁある意味技術と言うより力技だもんな、抜歯って。移植はできなかったが、これと言ったトラブルもなく術式は終了。これで長い間オレを蝕んでいた問題児から解放されるとなると少し気持ちも晴れる。買い物をして帰るのだが、だんだん麻酔が抜け始め軽く痛みと頭痛が。しかしながら前抜歯したときはもっともっと痛かった記憶があるので、それからしたら全然マシ。でも気は重い。
帰ってすぐロキソニン飲んで、疲れ果てて軽く落ちる。小一時間も寝たら楽になった。