青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

M-1

今更?って言う感じのM-1復活。何を今更…。と思ってみたんだが、意外なほどの構造改革がされていてちょっと驚いた。昔の問題点的場場所を洗い出して作り直している感じが有って、復活にあたっての方向性と決意が読み取れる、いい番組になっていたと思う。審査システムの一新と演者紹介を無くしたのが一番印象が良い。これにより演出家の影が薄くなり、ガチの大会感が復活したと思う。採点の考え方もそれなりにポリシーを感じたし。
優勝には異論は無く、圧倒的なネタの勢いと単純に禿キャラを超プッシュしてくるぼけの嵐は細かい技術とかネタの内容とかを忘れさせるぐらい面白かったと思う。銀シャリは好きだし一本目のネタはネタ、技術共に抜群の安定感だが、2本目はほぼ同じ構成でボケを変えただけでイマイチ乗り切れず。面白くなかった。
あと超個人的な意見だがジャルジャルはいただけない。なんというか内容が無い。小ボケをただ延々と繰り返しあうだけのダブルボケダブル突込みすたいる。言葉遊びしてるだけ。しかも繰り返しが多く、だんだん飽きてくる。勢いも無い為、見る人間に考える隙を与えてしまい「あー、こうなるよね、そしてこう」みたいな予測を立てる余裕を与える。で、それを外してこないからだんだん盛り下がってゆく。なんでこの人たちがこんな高得点になったのか到底理解できない。もっと面白かった組はいっぱいいた。技術は無いかもしれないが。2本目のジャルジャルはさらにひどく、一回目と構成は完全にいっしょ。言葉を変えただけ。2本目でのトレンディーエンジェルで盛り上がった現場を徹底的に冷え込ませるという…。もしこれでジャルジャル勝ってたら「ああ、やっぱりこういう番組なのね」と次回は無かった気がするが、最終審査はジャルジャル一票で安心した。